2010年04月21日
蓄熱式暖房機

やっとかめな、おうちの話題。
今回は、我が家の暖房器具。
オール電化となった我が家の暖房器具は「蓄熱式暖房機」。通称、ちくだん。
暖房機の中身の90%位は、耐熱レンガ。
その耐熱レンガを、安い深夜電力で600度近くまで暖めて朝7時からはその熱を放射して部屋を暖めるという方式の暖房器具。
基本的に、室内温度は18~20度と少し低めの温度になります。
でも、ストーブと違い床も天井に近い空間も、部屋全体が同じ温度のため体感温度としては寒くないのです。
かなり寒がりな、我が家の家族。
それでも、今年の厳しい冬をこの蓄熱式暖房機のみで過ごすことができた。
コタツとか、予備の石油ファンヒーターとか一切使用することはなかったのは、我ながらオドロキである。
深夜電力を使うので電気代が安い。
マイコン制御が付いているので電気代基本料もチョット割引。
二酸化炭素が発生されないので空気の入れ替え不要。
構造がレンガだけで単純な為壊れにくい。(らしい)
24時間暖房なので、夜中帰ってきても部屋は暖かい。
給油などの作業は一切不要。
で、ネットとかに掲載されてるデメリットとして・・・
高気密・高断熱住宅が必須条件。
重量約300キロ、移動が出来ない。
空気が乾燥する。
睡眠時、不在時も暖房運転で経済的か?
暑い日に温度調整できない。
高気密・高断熱については、断熱材はグラスウールでたいしたことないけど、24Kを120ミリ入れたので問題ないはず。
重くて移動できないのは、出窓風にした下に設置したので邪魔にならないように設置。ってか、飛騨なんだたら10月~5月中旬まで使うっしょ。使わない期間の方が短いし。
空気が乾燥する、不在時も暖かいんなら、洗濯物干せば問題解決。洗濯物の乾き早いし、加湿出来るし、一石二鳥。客が来るときだけ洗濯物はリビングから撤収で問題なし。
ただ、「暑い日に・・・」
これが問題だ。
前日に次の日の予想最高気温をチェックして蓄熱量を考える。
真冬時は無条件で最大量の蓄熱量でいいけど、春先の今はちゃんと考えないとね。
室内が暑くなっても、電源を切ることが出来ない。ってか電源切っても熱を蓄えてるんだから放熱する。
逆に暖かいと思った日が寒いと蓄熱量が足りずに暖房がなくなる。
今の季節の調整が難しい。
我が家にとっては、一般的なデメリットと言われていることに対して、ほとんど抵抗なく受け入れている。
ってか、蓄熱式暖房機を導入したことは大正解!!
大雪となった今年、灯油は10月に買った18Lのポリタンク、半分余りました。
2階のガキベヤに石油ファンヒーターを置いてるけど、ほとんど電源入れなくて済みました。
まぁ、冬はガキもリビングで遊んでたからってのもあるけどね。
個人的見解で、この蓄熱式暖房機ってのは、断然オススメです。
ちなみに、個人的に気に入ってる点がもう一つ。
今回導入したのが、「えこだん ラッセル販売株式会社」の製品
http://www.tikudan.com/product.html#DM
14畳のLDKに対して6キロのモノを導入。
チョット容量的には大きいものにしましたが、寒冷地として充分に活躍してくれた。
で、この製品、
目に付く前面にメーカー名のシールとか貼ってません。
買ってきた商品のステッカー類を可能な限り剥がしてシンプルにしたい、オィラの変わった性分にはピッタシの製品です。
こんなに商売っ気なくていいんでしょうか?このメーカーさん。
あと、半月くらいはこの蓄熱式暖房機にお世話になることでしょう・・・
Posted by oton at 21:09│Comments(0)
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